宙SORAのブログ

賃貸住宅サービス「Beautiful Owners」風水連載記事/キッチンのインテリア

現役ナースの風水師 中西美抄です。 サルのイラスト”ちんさくん”でおなじみの「賃貸住宅サービス」さん発行の『Beautiful Owners』で風水記事の連載を書かせていただいてます。 前回はキッチンの風水環境について、今回第七回目はキッチンのインテリア実践版です。

テーマは「キッチンのインテリア」

家族の食事を作る場所であるキッチンは、カラダに例えると「胃腸」や「脾臓」と関係します。五行では胃や脾臓は土の気、土の気というと五行の中心を位置します。それゆえ”中心コケればみなコケる”と考えるためここもまた重要な場所の一つです。風水では東洋思想の陰陽五行をベースに、気のバランスをとりながら環境をコントロールしていきます。インテリアは大切な住環境のひとつですから、占い重視ではなく、楽しく心地いいキッチン空間を作ることが運気アップのポイントです。調理をする人が楽しい気持ちであればそれを食べる家族全員がプラスのエネルギーに満ちます。反対に面倒だなーと嫌々調理していたり、キッチンが寒く冷えた場所ならば、マイナスのエネルギーをもたらすことになりかねません。五感を通して心地よさを感じるインテリアや収納を実践していきましょう。

コンロとシンク下の収納分け

コンロは”火の気”のグループ、シンクは”水の気”のグループですから、それぞれ相性のよい仲間同士をまとめると気が安定します。そして使うときの動線も考えた配置が必要です。火を使うお鍋やフライパン、また調味料などはコンロ下に、水を使うボウルやザルなどはシンク下に収納するといいでしょう。シンク下には食品類は置かないようにしましょう。

グリーンを飾る

木の気の性質を持つグリーンは、人に癒しを与えて、体調のすぐれないときや人間関係のトラブルなどに良い効果をもたらします。シンクとコンロの間に観葉植物や生花を飾れば、場の気が乱れやすいキッチンの空間を柔らかくし、マイナスエネルギーを対処してくれます。

キッチンのゴミ箱はフタつきが必須

生ごみなどの嫌なニオイには陰の気が集まり運気ダウンの元となります。キッチンに陰の気が充満すると健康運や金運をダウンさせてしまうため、フタつきのゴミ箱を使って閉じ込めるようにし、出来るかぎりこまめにゴミ捨てをするようにしましょう。五感の中でも嗅覚は脳にダイレクトに刺激するため、暮らしの中の悪臭はすべて運気を落としますので気をつけましょう。

洗剤はおしゃれなディスペンサーを使う

食器洗い用の洗剤は、市販のボトルのまま使うと生活感にあふれインテリア性に欠けてしまいますよね。おしゃれなディスペンサーに詰め替えて、豊かなインテリアの演出を心がけましょう。食器洗いのスポンジもボロボロの状態では運気を下げてしまいます。毎月1日には新しいものに交換するといったマイルールを決めるなど適度に交換をしていくとよいでしょう。

照明は温かく優しい色合い

キッチンの照明は暗すぎると食事空間を重苦しくしますし、反対に明るすぎても気を散らしてしまうため落ち着きません。薄暗いキッチンは人間関係も暗くしてしまい家庭の円満さを失います。蛍光灯は冷たい光を放つため風水ではどの部屋にも使いません。温かく優しい色合いの電球色を使うようにしましょう。オススメはダウンライト、そしてスポット的に料理を照らすライトを使えば料理を更に美味しく見せてくれます。ダイニングは周りは少し暗めでテーブルの上は明るく、高級レストランのようなイメージを作ると、楽しくリラックスできる食事空間となり家族の会話も弾むようになります。

キッチンのラッキーカラーは明るい暖色系

冷えやすいキッチンは特に明るく温かい印象にすることがポイントです。オレンジ、イエロー、明るいグリーン、ブラウンといった暖色系やナチュラルな感じのする温かみのある色調がいいでしょう。寒色系のキッチンでは、視覚から冷たい気を取り込んでしまうため、免疫が下がり、血液循環を悪くすることから、腰痛や子宮の病気に繋がることも考えられます。冷たい環境は人のココロも冷たくしますし、キッチンの気が冷えるとお金の流れも冷え込んでしまい金運が下がっていきます。カラーを使って温かみのある空間に演出しましょう。 風水では、五感をすべて使って食事環境が楽しくなる暮らしの空間を作っていきます。作るときも、食べるときも、片づけるときも、楽しい気持ちで過ごすことが家庭円満に繋がり、円満な家庭は自然と金運も上がっていくものです。快適に素敵に暮らすことで運命はより良い方向へと進んでいくでしょう。