風水師 宙SORA

私は1969年、香川県高松市で生まれました。

子どもの頃から本とアートに囲まれた環境で育ちました。それは、小学一年のときの担任である吉田貞子先生のおかげです。吉田先生は１年と２年の担任でしたが、この２年間、「毎日同じ宿題」でした。その宿題というのが「１日１００ページの読書と１ページの日記」です。１日１００ページって、今思うとものすごいノルマなのですが、私は毎日図書室に通って、１日１冊のペースで読書をしました。そのため年間200冊以上の本を読んでいた計算です。また、日記で日々の出来事を書くということは、「読み書き」つまりインプットとアウトプットをこの時期に習得させてもらったことは、現在の人生において、大きな産物になっています。

絵がとても上手だった母方の祖母の影響で、中学では美術部、高校では写真部に所属しました。この経験が現在風水師としての審美眼につながっています。
18歳で社会に出ると、製版会社、映像制作プロダクションと転職を重ね、25歳で職場結婚。しかしわずか１年で離婚し、大阪へと新たな生活を求めました。

「これから女性が一人で生きていくには手に職をつけなければ」と大阪ではバーテンダーとして勤務。なれない接客業と、昼夜逆転の仕事で苦戦しましたが、この日々は、人とのつながりやコミュニケーションの重要性を教えてくれました。しかし30歳の頃、保証人となったことで借金が膨れ上がり、4000万円の借金を背負うことに。あらゆる専門家に相談しましたが、自己破産するしかない、と言われるばかり。この絶望的な状況から脱出するため、藁をもすがる思いで風水に神頼み、それが私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

電気もガスも止められ、来月の家賃も支払えない崖っぷちの状態から、カップ麺を食べながら節約した貯めたお金で風水を学び、2004年、風水師として独立し借金を完済。この経験は、私にとって計り知れない価値がありました。人生観が180度変わりました。

この経験を基に、ブログ「経営者のための風水成功活用術」を立ち上げた35歳の時です。当時のメンターから「日本にはまだ３万人しかブロガーがいない。宙SORAさんはこれから毎日ブログを書きなさい。３年間続けられたら必ず人生が変わるから」と指示され、意味も分からないまま、毎日書き続けました。すると、私の活動は一気に広がりを見せ、世の中はリーマンショックの最中、書籍の出版や雑誌の連載、マンションギャラリーでの講演など、多くの人々に風水の素晴らしさを伝えるチャンスを与えてくださり、借金はあっという間に返済できました。

また、稲盛和夫氏が率いる経営塾「盛和塾」で学んだ経営哲学を活かし、株式会社華蓮を設立。風水だけに留まらず、四柱推命、西洋占星術など、さまざまな占術を教えています。

海外で風水を学び、その知識を日本に持ち帰ったり、自らがシンガポールや台湾の風水ツアーを主催して、世界レベルの風水を広めることに情熱を注いでいます。また、弊社が運営する“コフク｜スタイリッシュ風水アカデミー”では、風水をはじめとする多岐にわたる占術を教え、多きときは講座回数が年間300回以上となり、延べ3000人以上の生徒さんに講座を受講していただきました。それぞれの人生に寄り添い、より良い未来へと導くことを使命としています。