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熱田神宮(名古屋)参拝の仕方~神社検定・壱級の風水師 宙SORA~

  • ツアーレポート

神社検定・壱級の風水師 宙SORAが記事を書いてます。

「三種の神器」は皇居・伊勢神宮(内宮)・熱田神宮にある

三種の神器とは

天孫降臨のとき、天照大神がニニギノミコト(瓊瓊杵尊、邇邇芸命)に授けた3種の宝物のことです。
※天孫降臨の「天孫」とは、天照大神の孫=ニニギノミコト

ザクっというと「鏡・勾玉・剱」です。
この3つはそれぞれが別の場所に祀られていて、勾玉は皇居、鏡は伊勢神宮(内宮)、そして剱が今回訪れた熱田神宮にあります。東日本の方なら、毎年この3カ所を巡ってコンプリ―トするもよし、西日本の方なら伊勢の二見輿玉神社の本殿裏にある皇居遥拝所と伊勢神宮、熱田神宮と巡るのもいいと思います。

参拝ルート

境内案内図です。この日は正門前の駐車場は閉鎖していたので、東門の駐車場に駐車しました。

今回の参拝ルートです。赤いルートは撮影禁止区域の「こころの小径(こみち)」です。
大きい地図は熱田神宮公式サイトの境内案内図からダウンロードできます
➀熱田神宮・本宮
一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)/熱田大神の荒魂
➂清水社(しみずしゃ)
④土用殿(どようでん)
⑤御田神社(みたじんじゃ)
➅別宮・八剱宮(はっけんぐう)
➆上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)
➇大国主社(おおくにぬししゃ)
➈事代主社(ことしろぬししゃ)

一の鳥居から参拝するのがおすすめ

東門から入れば近かったのですが、時間のある方は、できれば第一鳥居(正門)から参拝しましょう。鳥居は神域に入るための結界です。

名古屋の中心部にありながらも、大きな境内です。正門から三の鳥居をくぐって本宮までは、約450メートル。5~10分ほどでたどり着きます。
鳥居の形は図のようにこの2種が代表的な形なので覚えておくといいかも。
神明鳥居・・・伊勢神宮(三重)、熱田神宮(名古屋)、籠神社(京都府宮津市)、天岩戸神社(宮崎県高千穂)など
明神鳥居・・・伏見稲荷大社(京都)、出雲大社(島根)、春日大社(奈良)、住吉大社(大阪)など


正門(第一鳥居)をくぐる前に、左手に「上知我麻神社」が見えますが、本宮の参拝後に、正門まで戻ってきて参拝します。
初えびすは毎年イラストが変わるようですね。どれもセンスがあって素敵でした。

神鶏は名古屋コーチン!?

神さまの使い「神鶏(しんけい)」にも出会えました。さすが名古屋、やはり「名古屋コーチン」のようです。(ほかにもいろんな品種がいるらしいです)やはり毎回会えるとは限らないようなので、参拝のとき見かけたらラッキーですね。

弘法大師お手植えと伝わる大楠は樹齢千年以上

境内には大きな楠が何本もありますが、特に大きな7本を「七本楠」と称しているそうです。その中でもこの楠は弘法大師・空海が植えたと伝えられているそうです。

本宮は新年のみ御垣内参拝ができる

熱田神宮は本宮・別宮ほか摂社・末社あわせて43社が祀られています。

本宮に祀られているのは熱田大神と、相殿神の五神さま。

新年のみ初穂料1000円で御垣内参拝ができるようです。伊勢神宮のように正装でなくても御垣内に入れます。

みなさんカジュアルな服装で大幣(おおぬさ)でお祓いを受けていますね。

撮影禁止!「こころの小径(こみち)」

本宮を参拝したら、左手奥に向かいます。ここからが「撮影禁止」区域です。

●こころの小径
一之御前神社
この「こころの小径(こみち)」は、これまでずっと立ち入り禁止エリアでしたが、2012年12月1日より一般公開されたそうです。熱田神宮イチのパワースポットといわれるのが、この左手奥にある「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」です。それもそうですね、本宮に祀られている熱田大神の荒魂(あらみたま)が祀られているのです。本宮だけでは神様の半分しかご挨拶していないようなものです。伊勢神宮もそうですが、大きな神社には神さまの魂を2か所に祀っていることが多いですね。本殿には「和魂(にぎみたま)」、摂社に「荒魂(あらみたま)」両方参拝してコンプリートです。

●本宮の真後ろ
●清水社
●お清水
そのほか、本宮の真裏にも鳥居と賽銭箱がありますので、裏からもう一度拝むといいでしょう。正面よりも、最も神さまに近い場所です。
そのまま小径を歩くと眼病によいとされる「清水社」(ご祭神:罔象女神/みずはのめのかみ)、その裏手には、湧き水の中の石に3回水をかけると願い事が叶い、この水で肌を洗うと綺麗になると言われている「お清水/おしみず」があります。この日は行列が並んでいて、15分くらい待ちました。

●土用殿
個人的に参りたかったのが土用殿です。ご神体である神剱を奉安していた御殿です。
●御田神社(ご祭神:大年神/おおとしのかみ)
●龍神社
以上を参拝したら、こころの小径の出口です。

織田信長が奉納した「信長塀」が間近に見れる

帰路に進むと「信長塀」があります。織田信長がお礼として1560年に奉納したモノ。「日本の三大塀」として有名で、現存していて、間近で見ることができるなんて歴史に触れる瞬間ですね。

「熱田詣りに“きよめ餅”」

出口付近に行列が。「きよめ餅」といって、「熱田詣りにきよめ餅」と言われ有名なんだそうです。せっかくなので並んで購入。


こしあんで、とっても美味しかったです。今回は栗入りのほうを購入しましたが、個人的には栗が無いほうが好きかも。(購入している人も栗なしを購入している人が多かったです)

別宮・八剱宮

正門(一の鳥居)までようやく戻ってきました。鳥居を出たらすぐに右手。ここに別宮・八剱宮(はっけんぐう)があります。

別宮ですから、本宮に次いで立派です。本宮参拝のあとに、必ず参拝したいですね。剱の名がついている通り、織田信長、徳川家康、徳川綱吉など、武門からの信仰が篤かったそうです。ご祭神は本宮とおなじで、主祭神の熱田大神と五神さまです。伊勢神宮の御垣内とよく似た造りですね。

ご朱印も伊勢神宮とよく似てシンプルです。

上が本宮、下が八剱宮のご朱印です。

 

初えびすと知恵の文殊様信仰「上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)」

最後の参拝はこちら、上知我麻神社。
ご祭神:乎止與命(おとよのみこと)
ご利益:知恵授け・商売繁盛
本殿の参拝後、両サイドの神社を参拝します。向かって右が大黒様を祀る「大国主社」。

向かって左が恵比須様を祀る「事代主社」。

帰宅して、ご朱印袋を見て知りました。ご朱印はこの上知我麻神社でコンプリートだったんですね。次回からそうします。

あつた蓬莱軒」でひつまぶし

名古屋といえば”ひつまぶし”。熱田神宮の参拝とはセットでここ「あつた蓬莱軒」に来る人も多いことでしょう。私たちも参拝前に整理券を頂いていました。待ち時間2時間でしたので、ゆっくり参拝してちょうど2時間くらいにお店に到着。(正門のすぐ前です)

これで今年は人生が「うなぎのぼり」間違いなしですね。

ちなみに境外社もたくさんあるので、次回は1泊して、摂社巡りもいいなと思っています。特に今回は三重県鈴鹿の椿大神社さんの参拝の翌日でしたが、この椿さんの境内には、熱田神宮摂社の高座結御子神社にゆかりのある神社がありましたので、繋がりがあるようです。自然と繋がっていくときは、自然に任せてその導きをたどってみるのも、いいものですね。

 

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