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家の廊下から風水を意識して運気UP

  • インテリア風水

廊下は運気が通る道

住居の中では移動するためのスペースとして考えられがちな廊下ですが、風水では気の通り道であると言われ、玄関から入ってきた生気(エネルギー)は廊下を通り部屋の隅々まで行き渡らせるための重要なスペースの1つです。

人間の体に置き換えて考えると、廊下は気管支や血管に相当します。

気管支は呼吸によって酸素を取り込みますが、一緒に入ってきた異物を押し出し、カラダに必要な酸素だけを取り込んでくれる役割を持っています。

血管も、血液をさまざまな臓器に運び、組織に酸素を運んだり、栄養を供給する人の命に係わり重要です。

廊下に余計な荷物や家具などを置いて荒れているならば、廊下を「気管」とするなら「炎症を起こしている」のと同じ状態。気管が狭くなると息苦しさを感じるように、家も良い気を取り込めず苦しい状況かもしれません。

また、廊下を「血管」とするなら「血管の壁にこびりついたコレステロール」のようなもの。そのままほおっておくと動脈硬化を起こす危険が隠れているのと似ています。気の通りが狭くなった分だけ、良い気(エネルギー)が入ってくる量が減ってしまいますから、そこに住む人の運気に影響して当然のこと、気の流れを詰まらせないように、遮る荷物を片付けましょう。

運気を上げる廊下のQ&A

Q:家の中央を貫通するように廊下を設置することは風水的にどうなの?

A:家の中央を通る廊下を設置することは、風水の視点では避けた方が良いとされています。

廊下自体は家の凶方位に位置していても問題ありませんが、その家の中心(太極点)に位置しないことが理想です。太極点とは、その家の最も重要な部分であり、人間のカラダで言うとおへその部分、大事な「丹田」です。太極点の上を人が踏まないように風水では作っていきます。また、気を付けたいのは、両サイドに部屋があり家を分断しているような廊下です。廊下によって家が分断されることで1つにまとまらず、対立をする意味になってしまうと考えるからです。その家で生活をする家族の不和を招く可能性もあるため注意が必要です。これから家を建てたり、リフォームをお考えであれば、家を分断するような廊下の設置は避けることをおすすめします。

Q:長い廊下は風水においてどのような意味合いがあるのだろう?

A:旧家などでは、長い廊下が設置されている場合が多くあります。しかし、長い廊下は風水の視点ではあまり良くはありません。

なぜなら、廊下の距離が長ければ長いほど、家における廊下の面積が大きくなります。つまり、部屋がそれだけ狭くなるということです。また、廊下はずっといる空間ではないため、部屋との温度差が高くなり冬場などは随分寒く冷える場所になります。お掃除の苦手な方にとっては廊下の距離が長いと、掃除も大変ですし、それによって廊下にホコリが溜まれば、気の流れも悪くなってしまいます。良い気を家中に巡らせるためにも、廊下は常に清潔でキレイな状態を保つことが重要です。

Q:廊下の突き当りにトイレを設置するのはどうでしょう?

A:廊下の突き当りにトイレは避けましょう。

トイレは悪い気(邪気)を外へと出してくれる気の出口。玄関から入って、廊下を通る気の流れはトイレへ向かってしまいます。せっかく良い気が家に入ってきたとしても、運気を取り込めず流されてしまいますので注意が必要です。

Q:廊下に窓は必要ですか?

A:家全体に運気を届ける役割を果たす廊下には、光を取り入れる窓があるとよいです。

暗いところには陰の気が強くなるため、判断力の低下や、金運を下げてしまう傾向があります。良い気を呼び込むためには、明るさに注意し気の動きをつけることが必要です。また、廊下の曲がり角などどうしても自然光が入らない場所は、気が淀みやすいため、間接照明を使って明るさを補うといいですね。部屋と廊下の仕切りをガラスにするなど、部屋の明かりを廊下に取り入れることも効果的な対策と言えるでしょう。窓を開けて空気の入れ替えも習慣にしましょう。

廊下の幅は広い方がよい

ここまでを読んでいただくと、廊下の空間は少ない方がいいという印象が強いのではないでしょうか。そうです、風水ではできる限り廊下は少なく作ります。とはいえ、廊下の幅を狭くしていいということではありません。細くなった血管を想像するとわかりやすいですが、血液の通り道が狭くなってしまうと血液の流れが強くなってしまいます。

同じことが、幅が狭い廊下でも起こっていまうということです。強すぎる気は殺気という悪いエネルギーとなってしまいます。また、幅が狭い廊下では、圧迫感からストレスを生じやすいですし、心理的にゆとりがなくなる傾向があります。理想的な廊下の幅は最低でも1200mm程度とられることをオススメします。

まとめ

●廊下のスペースは少なくすることがポイント
●家の中心(太極点)を避けている事がベスト
●自然光や間接照明などを使って明るい廊下にしましょう
●廊下の幅は最低でも1200mm程度が理想です

良いエネルギーを家全体に行き渡らせる廊下作りのポイント。よかったらご参考にしていただければと思います。

この記事の担当:中西美抄

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