宙SORAのブログ
老後の資金はいくら必要?~二極化の激しい老後の生活~
人生相談において、
私が最もチェックすること。
それは「老後の準備をどのくらい真剣に考えているか?」です。
ビジネス風水士の宙SORAです。
人生相談でダントツ多いのは「お金に関する相談」。
仕事の相談も集客相談も、
結局のところはお金の問題がほとんどです。
▼思うように売り上げが上がらない
▼集客に苦戦している
▼ブログの反応がない
▼セミナーを開催しても人が集まらない
これって・・・・全部、経済面に直結する問題です。
ボランティアで無い限り。
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では、老後にいくらあったら安心なのか?
いくつか質問します。
Q1. あなたは65歳から、いくらの年金が受給できますか?
・・・面談していると、自分の年金受給額を知らない人が多いことに
本当に驚かされます。
やがてやってくる未来に対して、
占いなどの未来予知は好きなのに、
現実を知らない人が多いってどういうことでしょうか?
Q2. あなたは65歳までに、いくら貯金ができる予定ですか?
・・・これもちゃんと考えていない人が多い。
まあ、きちんと準備している人は人生相談にはあまり来ないので
相談者の多くは、ということです。
Q3. 持家ですか?65歳までに住宅ローンは終わりますか?
・・・持家ではない場合、ずっと家賃が発生します。
65歳までに住宅ローンが終わらない場合は、
それも考慮して貯蓄をしなくてはいけません。
Q4. 毎月の生活費はいくらあればできますか?
・・・老後になると、今より費用はかからないと思っている人が
意外と多いのです。
しかし現実は、「あなたの今の生活費とほぼ同じ」ということが
統計的に出ています。
つまり
「現在、毎月いくらで生活しているか=老後の生活費」
として概算を出してみるといいでしょう。
現在、年金生活を送っている人に
「毎月必要な理想の金額」を聞くと、27万円だそうです。
しかし実際の平均は24万円ほど。
ところが20年後に年金を受給する人は
さらに生活レベルが下がっているような気がします。
ということで、月額20万円、独身女性で計算してみましょう。
(ほとんどの試算が夫婦で計算されているので、違う角度で)
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A1. 年金受給額
・・・厚生年金=正社員なら大まかに15万円前後
国民年金=派遣社員、アルバイト、自営業なら満額で6.8万円/月額
(国民年金の平均受給額は5.8万円)
年金を支払っていなければゼロ!
A2. 貯金額 1080万円
・・・30歳から毎月3万円を60歳まで貯金すると・・・
A3. 賃貸暮らし 家賃6万円
・・・老後も毎月かかる金額です。
A4. 毎月の生活費は約16.5万円
・・・(年収200万円の時と同じ生活レベルとして計算)
国民年金の場合、貯金を切り崩して生活すると、9年で無くなる。
自営業や派遣社員、フリーランス、パート・アルバイトさんなどは
国民年金になるので、
しっかり貯金しておかないと老後の生活費が全然足りません。
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老後も税金はかかる!
何故か
「年金生活になったら税金はかからない」
というイメージを持っている人が多いものですが、
年金生活になっても、住民税や国民健康保険料、
介護保険料などを支払わなくてはいけません。
持家の方は固定資産税がかかります。
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いくら貯金すればよいか?
私はコンサルティングメンバーには
「65歳までに最低でも2億、
できれば3億貯金しておいてほしい」
と話しています。
そんな私も、30歳前半で全財産を無くし、
借金を背負いました。
ですから、これから本気で
資産形成をしなくてはいけません。
ワタクシ今年で45歳。
今の貯金がゼロならば
65歳までに2億円貯めようと思えば、
毎月約83万円を貯金するということ(笑)
それでも現実から目を背けてはいけません。
老後を息抜くためにも、
1日でも早く現実と向き合い、
計画し、行動を変えることです。
ご自分の年金受給額を知らない方、まずは
日本年金機構の「ねんきんネット」を見て
計算することからはじめましょう。
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2013年