手作りの「風水八卦鏡」
風水師ですので、立派な八卦鏡(はっけきょう)はもちろん持っています。風水講座のときは、「凹面鏡」「凸面鏡」「平面鏡」の違いなども説明するためにも実物を見ていただくのがわかりやすいため、教材としても使用しています。ですが、今回はあえて「手作り」してみました。八卦鏡は日本の風水ではよく使用されますよね。インターネットや書籍でもよく目にします。ただ、海外ではそれほどでもない(もっと重要な風水アイテムがほかにある)、ということも知っておくといいでしょう。
八卦鏡の効果について
先ほど買いたように、八卦鏡には「凹面鏡」と「凸面鏡」があります。(平面鏡もあります)それぞれ使い方が異なり、風水効果も反対になりますから、自分の家やオフィスには、どちらが必要なのかをよく確認してから購入しましょう。
凸面鏡
中心が盛り上がっていて、「カーブミラー」のようになっている鏡です。四つ角や急なカーブの道にあるように、「周囲を広範囲で映し込む」ものです。そうした意味合いからも、「良いモノも悪いモノもなんでも取り込んでしまう」ので、実はあまり使用しないほうが良いといわれます。
凹面鏡
中央がへこんでいるタイプです。顔を近づけると大きく拡大されて映りますが、遠くのモノは逆さまに映りますよね。この現象を活かして
「凶を吉に転じる」という効果があります。建造物の角がこちらを向いているなど、形殺(有形の殺気)に使用します。
平面鏡
鏡に映っているものを、そのまま取り込みますので、旺の水星(金運の吉方位)に向けるとよいとされます。(ご自宅の風水鑑定をして飛星図を割り出す必要があります)
いずれも鏡ですから、扱いには注意が必要です。寝室などには鏡は無いほうがいいですし、もしドレッサーなどがある場合は、ベッドに向けて配置してはいけません。また玄関やすべての部屋のドアに向かってスタンドミラーを置いてもいけません。さらに、窓の外に向いて設置することも危険です。鏡は神社では「ご神体」にもなるモノです。正しく使えばよい働きをしてくれますが、間違っておいてしまうと危険なアイテムでもありますので、しっかり学んでから扱うようにしたいですね。
用意するものは3つ
今回はダイソーさんで購入した
①メイクミラー
②リメイクシート
③ネイルや絵の具など
いずれも100円(税抜)です
八卦鏡には「八卦」が必要
八卦鏡というのは本当は八角形なのではなく、八卦が描かれていることが重要なんです。ですから反対に、八角形でなくてもOKです。
八卦の図です。ご自由にダウンロードして鏡のサイズに合わせてプリントアウトしてください。八卦には「先天八卦」と「後天八卦」があります。インターネットで八卦鏡を検索すると、どちらの八卦も描かれていますが、「先天八卦」がおすすめです
※試作品の八卦は「後天八卦」で作成していますが、下記画像は先天八卦で作成しなおしています。
まずリメイクシートをミラーに貼ります。
プリントアウトした八卦図を上からセロテープなどで固定します。
八角形に切り抜きます。
八卦の図を見ながら、順番を間違えずに100均ネイルや絵の具などで描きこめば完成♪
もっと上手な人が描けば、とっても素敵に出来上がると思います。試作品のつもりで作ったので、ザツな作りでごめんなさい。
風水アイテムは、高価だから効果があるわけではありません。金額と効果には基本的に関係性はありません。価格は「心の中のステイタス」に過ぎないのです。確かに中には「これは翡翠がいい」「これは真鍮がいい」というものは確かにあります。しかし無理して購入する必要はありません。今の自分にできる範囲で風水生活を送ることで、少しずつ運気は上がっていきますから、今の人生に合った価格でよいと思います。運気が上がって、本格的な風水アイテムが購入できるようになってから、新しく購入すればいいのです。ただし、シーサーや龍、麒麟(きりん)、貔貅(ひきゅう)、三脚蛙など「生き物」の形をしているものは、家族やペットと同じです。買ったり捨てたりするものではないので、本当に気に入ったモノに出会えるまでは、無理に購入しないほうがいいでしょう。
私はあまり風水アイテムを販売しておりませんので、
楽天ROOMでオススメアイテムを紹介しています。良いアイテムが見つかったら追加していますので、良かったら覗いてみてください。
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