宙SORAのブログ

風水リフォーム監修~内装工事の見積もりと家具探し~

リフォーム会社と風水師の打合せ

今回は施主さんが探したリフォーム会社さんと施主、そしてわたくし風水師の三者初顔合わせ。名刺交換の際は「え?風水師・・・」という怪訝な顔をされることにはもう慣れましたが、最後は話も盛り上がり、良い感じで風水を取り入れながらのアイデアをいただけました。

風水監修ってどのタイミングでいつ依頼するもの?

弊社の風水監修に、リフォーム会社の指定はございません。お好きな業者さんがあれば、ご紹介いただき、設計の最初の段階、つまりお客様が初めてリフォーム業者さんとお会いするときからの三者面談でスタートするのがオススメです。もちろんある程度、決まってからでも引き受けますが、風水鑑定してみると、せっかくこれまで、施主さんとリフォーム会社さんが打合せしてきたプランが、風水的に全然ダメで、最初からやり直しだったりすることもあります。互いの時間も労力も無駄になってしまうので、風水監修料は変わりませんから、ぜひできる限り早い、最初の段階でお声をかけていただけるとサクサクと進んでいきます。

風水監修におけるリフォーム会社選びの注意点

リフォーム業者さんによっては、風水否定派の業者さまもいらっしゃいます。実はその気持ち、よく分かります。というのも風水師の中には、不動産や建築の勉強もせず、インテリアコーディネイトも無視した「方位やカラー重視の風水」だけしか知らない風水師さんが「大勢」いる、という事実です。風水が環境学であるならば、リフォーム業者さんや設計士さん、インテリアコーディネイターさんとの意見は9割同じなはず。それを無視して吉凶方位やラッキーカラー「だけ」を優先しても、巒頭(らんとう)風水、つまり環境学としての風水が取り込めてないので、結果として運は動かない、いえ、最悪は風水を取り入れなかったほうが良い家になることもあるのです。気の流れは生活動線と類似しているし、ラッキーカラーはインテリアコーディネーターさんが見ても、しっくりくるものでなくてはいけません。そういう意味で、風水師のほうにも問題があることが多いので、私としては風水師育成の際に、トータルコーディネイトとセンスありきの風水であることを伝えていこうと思っています。 本来は施主さんが風水を取り入れたいのですから、前向きに風水の話を聞いてくださる業者さんだと嬉しいものです。風水師の我々も、もっともっとリフォームや建築の知識を学んでおくと、打合せはたいへんスムーズにすすみます。

リフォームの際の風水師選び

となると、当然ながら風水師を選ぶ際も基準があるということです。ひとまとめに「風水師」と呼びますが、その中身は実にさまざまです。ざっと分けると私はこんなイメージで風水師を捉えています。 1.実践風水師 ビルやマンションの建築、リフォームやリノベーションなど、不動産や土地環境、建築に関する知識が豊富。設計図面をもとに、設計士さんと対等に会話ができるレベル。 2.研究派風水師 座学で風水の知識は豊富。風水の歴史も知っている学者肌。風水愛が強いため、リフォームの際、圧強め(笑)。もちろんそのほうが正しい風水にはなるが、職人気質なので、自由度は少なめ。(でももちろんこれが正しい。私も本音は100%風水にしてほしいところ) 3.占い風水師 風水は「巒頭風水=土地環境を見抜く」と「理気風水=方位とラッキーカラー」の2種ある。本来は両方で1セットの風水なのに、理気風水のみが一般の人に広がっているイメージ。この理気を中心にアドバイスする風水師。建築やリフォームの知識は弱め。 ちなみに言わずもですが、私は1を重視しています。研究すればするほど、本当に効果の出る風水は2で推したいところなのですが、施主さんのご意向もあるため、ある程度融通を聞かせながら、できる限り風水の効果が出るように監修していきます。お客様にこだわりが強く、どうしても譲れない部分がある場合などは、「この部分を変更するとこんな未来が予測できます」ということをお伝えしたうえで、最終的には施主さまに判断していただきます。

家具選びに同行

さて、今回はインテリアの方向性にとても迷われているパターンです。初めてのマンション住まいのため、内装のイメージがまったく湧かないとのこと。ですが、現在がカジュアルなインテリアなので、新居は思い切ってイメージを変えたいとのご依頼です。

未来のトレンドと時代を風水で予測

まだトレンドは来ていないのですが、今後は少しインテリアが華やかになっていくと風水師として私は予測を立てています。内装は予算のかかることなので、毎年変更するものではありません。ですから「今の流行り」ではなく「少し先のトレンド」を予測してお伝えするようにしています。 昨今はグレーのインテリアが増えてきました。家電もブラックが多くなっています。本当は風水的は「グレーはグレーな人生を引き寄せる」とされ、あまりおすすめではないのですが、トレンドはトレンドで取り入れるのも、時代の流れに乗るという運気を掴めます。ただし風水的にモノトーンはダメ。ですからラグマットやクッション、カーテンなどで五感を刺激するコーディネイトをすれば、グレーのソファなどもOKです。

ソファを決めるとイメージが固まりやすい

イメージが決まらないときは、まずはソファを探しに行ってみましょう。壁紙は何百色もありますが、ソファはデザインやサイズに限りがあるし、ご予算もありますから必然的に絞られてきます。壁紙を決めてから家具を探すと、後悔することもあるので、まずはリビングで一番目立つ家具であるソファを決めることをお勧めします。 今回はヨーロッパ調のボタンソファとなりました。このソファとカジュアルな壁紙ではチグハグになりますね。ここから全体のイメージをInstagramや雑誌などで探していきます。

動線を狭くしない!気の流れを確保・確認する

ショールームなどに行くとミニチュアや3Dでシュミレーションしていただけます。こうやってまずはサイズ感を確認するのもいいですね。 こちらはTOYO KITCHENさんで、間取り図にミニチュアを置きながら、シュミレーションをしていただいてるところ。これで動線や距離感、通路が通れるかなどの確認ができ、サイズが決めやすくなります。

好みのインテリア写真を集める

方向性がはっきり決まっている人はいいのですが、どんなインテリアにしたいかが決まっていない場合、1~2枚では好みのテイストが見えてこないことがあります。できれば何枚ものお気に入りの写真を見せてください。私がすべての写真から共通点を見つけてインテリアのアイデアを提案させていただきます。 書きたいことはまだまだあるのですが、ひとまずはこんな感じで家具選びも一緒に同行することがあります。 (風水のリフォーム&リノベーション監修) ※リフォームを伴わない訪問鑑定での家具選び同行は応相談 ご質問やお問合せはお気軽に弊社デスクまでお問合せください。