玄関の向きでわかる 金運アップの方位「死気(財位)」
八宅派風水(紫白九星派)では、玄関の向きから、財運をアップさせる方位がわかります。その方位に水槽などの「動水」を置けば、金運アップの効果が期待できます。
玄関の方位を判断する
間違えやすいポイントです。玄関の方位とは、玄関の位置ではなく、玄関ドアが向いている方位です。下図を例にして説明します。
専門的に風水を学ぶときは南が上になるため、南を上にして説明します。
玄関の「位置」ではなく「向き」とは
北向き玄関になる例で説明します。この図には玄関ドアが3つあります。北東にある玄関、北にある玄関、北西にある玄関。これら3つとも「北向きの玄関」です。判断基準となるのは、玄関の位置ではなく、ドアがどちらに向いているかです。どの位置にあっても、玄関ドアは北向きに開きます。別の言い方をすれば、あなたが外出するとき、玄関を開けたら鼻がどちらに向いているか、ということです。この3枚のドアはどの位置にあっても、出かけるときは同じように鼻は北を向きます。その方位からそれぞれのタイプの龍(運気)が入ってきます。
「財位」(死気方位)を割り出す
玄関の向きが分かれば、下図よりあなたの家やオフィスの中でどこが財位かが分かります。
例えば上記の例、北向き玄関の場合は「離宅」となりますから、
財位は東と南西になります。
財位(死気方位)には水槽などの「動水」で財運を動かす
水槽
一番効果が高いとされるのは水槽です。というのも、水は動かすこと、そして淀ませないこと。水槽であれば、この2つの条件が自然に整うからです。
水がキラキラと輝いていて、循環していれば、財運アップが期待できます。必ずしも熱帯魚を飼う必要はありませんので、水草だけのアクアリウムも素敵です。この水槽は、私の水槽です。何度も失敗しながらも、諦めずに調べたり、店員さんに教えていただきながら、ようやくコツをつかみました。水槽を見ているだけでも心が和んで運気が上がりそうですね。
金魚鉢やメダカの入っている壺などでもいいですか?と聞かれることも多いのですが、水槽のようにポンプで水が巡りません。水の動きは財の巡りと比例しますから、何も置かないよりはよいのですが動きが弱い分、入ってくる財運も小さくなります。
インテリア噴水
動水であれば、水槽でなくてもかまいません。卓上噴水などインテリア用の噴水を置いてもいいでしょう。小さすぎると効果も小さくなるため、自宅の大きさに合わせましょう。ワンルームなら小さいサイズを、戸建てならインテリアとして馴染むサイズのものを置きましょう。
ペットの飲み水は「動水」として使えない
「ウォーターサーバーやペットの飲み水を死気方位に置いてもいいですか?」というご質問がよくあります。結論からいえば「NO」です。風水効果を発揮させるには、「財運アップ専用の水」が必要です。風水では、人やペットが飲むための水を「ついで」に置いても効果はないといわれています。
死気が寝室なら置いてはいけない
もし死気が寝室であれば、水槽を置いてはいけません。風水はたくさんの情報が複雑に組み合わさった知識体系です。死気方位というひとつの情報だけを基にして、もし寝室に水槽を置いた場合は、今度は別の風水的理由で、健康運や寿命に関する問題が起こりかねません。寝室は「静の気」が必要な場所ですから、龍(気)を動かさないことが開運ポイントですから、水槽のような「動の気」のアイテムを置くと逆効果になってしまいます。これは必ず覚えておきましょう。
「不自然な場所」には置かない、「不自然なコト」はしない
風水の大原則を忘れてしまうと、本末転倒です。それはなんだと思いますか?
【風水は自然環境との調和】です。つまり、不自然な場所やモノは、すべて風水思想に反しているということを忘れないでください。不自然な場所に無理やり置いたり、インテリアに似合わない風水アイテムなどは、運気アップどころか、運気を下げかねません。自宅は人生の3分の2を過ごす場所です。つまり人生のほとんどとも言えます。あなたにとって、楽しくて暮らしやすい家をつくる。これが風水です。好きでもないアイテムを無理やり置く必要はありません。それに、安心してください、金運アップの方法はまだまだほかにもあります。今回は八宅派風水(紫白九星派)の金運アップ法のひとつです。まだまだありますから、死気が使えない場合は、別の方法を探っていけばいいのです。
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