宙SORAのブログ

猿田彦神社の一の宮”椿大神社”(つばきおおかみやしろ)に参拝 見どころをレポート

多数の経営者が参拝する「椿大神社」へ

毎年参拝させていただくようになったのは数年前から。毎月ここで滝行をされている椿講講社員でもある経営者さんに誘っていただいたのがきっかけです。風水リフォームのとき、いつもお願いしている神戸のリフォーム業者の社長です。宙SORA邸のリフォームもこちらにお願いしました。
※椿大神社 公式ページ

早朝から虹

早朝なら、大阪から車でちょうど2時間。現地に7:30am集合のため、大阪を5:30amに出発。鈴鹿ICで高速道路を降りようとしたとき、虹がかかりました。もうこれだけで幸先がいい感じです。

到着したら美しい朝焼け(鳥居前から撮影)

山頂には雪がありますが、この日は比較的暖かでした。

鳥居には大きな門松

「導きの神」、猿田彦大神

通称「椿さん」と呼ばれるこの神社のメインはこの本殿・椿大神社と別宮・椿岸神社の二社。猿田彦大神を祀る全国二千余社の一の宮です。天孫降臨の際、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を先達(道案内)したため、「みちびきの神」として知られています。人生も仕事も、未来は誰にも分からないもの。そこで行く先を示してくれる猿田彦さんに逢いに、大勢の経営者さんが参拝されます。


猿田彦大神椿大神社の境内図(画像をクリックするとPDFで大きく見れます)

本宮・椿大神社(つばきおおかみやしろ)〜みちびきの祖神〜

本殿の御祭神
主神:猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)
相殿:瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)
配祀:天之鈿女命(あめのうずめのみこと)・木花咲椰耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
前座:行満大明神(ぎょうまんだいみょうじん)
をはじめ三十二神が祀られているそうです。

別宮・椿岸神社(つばききしじんじゃ)〜夫婦円満・縁結びの神〜

別宮には本殿の主祭神・猿田彦大神の妻である天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られています。夫婦神ですから、摂社などを参る時間の無い方でも、次の磐座とこの両宮はセットで参拝したいですよね。
別宮の御祭神
主神:天之鈿女命(あめのうずめのみこと)
相殿:太玉命(ふとたまのみこと)・天之児屋根命(あめのこやねのみこと)

境内で最も重要な場所「御船磐座」(みふねいわくら)

神が降りてきた神聖な場所、磐座。本殿に行くまでの参道左側にあるので、必ず立ち寄りたい場所。
御祭神:猿田彦大神・瓊瓊杵尊・栲幡千々姫命

経営者は必ずといっていいほど参拝する「松下幸之助社」と「鈴松庵」

御祭神:松下幸之助命(まつしたこうのすけのみこと)
「経営の神様」と呼ばれることで有名な松下幸之助氏は、生前に何度もこの椿さんに参拝しているそうです。この社のすぐ裏にある茶室は、松下幸之助氏が寄進したもの。


鈴松庵(れいしょうあん)。一般でも一服800円(令和5年1月現在)で利用できます。毎年変わる銘々皿つきなので、自分用のお土産にもなりますね。我が家でも愛用しています。

かなえ滝

願いを叶えてくれる「かなえ滝」。スマホなどの待ち受け画面にするといいといろんな記事に書かれているようですね。先達してくださった方も、毎年写真を撮って、待ち受け画面にしているそうです。

金運アップは三社龍神「庚龍神社」「龍蛇神両地神社」「立雲龍神社」

上記の2つに加え、三社龍神のご朱印を頂けば、金運アップ間違いなし。

金運を願うならココ「庚龍神社」(かのえりゅうじんじゃ)。金・白・黒の龍神さまが祀られています。
御祭神:金龍龍神・白龍龍神・黒龍龍神

2つめの龍神は「龍蛇神両地神社」(りゅうじゃじんりょうちじんじゃ)。龍蛇神とは大国主のお使い神で、出雲に由緒がある龍神さまです。神在月に出雲大社へ行くと、龍蛇神を見ることができます
〜火難・水難除け、土地災難除け〜
御祭神:龍蛇神

※出雲歴史博物館の龍蛇神図

3つめは「椿立雲龍神社」(つばきたちくもりゅうじんじゃ)。名古屋の熱田神宮の境外社「高座結御子神社」(たかくらむすびみこじんじゃ)内にある末社「御井社」(みいしゃ)に祀られている龍神さま。実は偶然にも翌日、熱田神宮を参拝したのでした。じっくり由緒を読んでビックリ。椿さんと熱田さんは車で90分ほど離れているので、不思議な導きと感じています。こんな偶然、きっと何か意味があるのでしょうね。
〜“虫封じ” 子育て・腫れ物除去〜
御祭神:立雲龍神

令和五年の漢字は「道」。道が無くても切り開いて進め!

祈祷の前に、このポスターにも登場している宮司さんからお話が伺えました。「令和五年は癸卯年・四緑木星。”卯”には”生い茂る”と言った意味があり、目の前が雑草で生い茂り、前方が見えない状況。それでも生きていくには、経営していくには、道なき道を切り開いていかなくてはならない。また“卯”は”門”が開いた文字でもある。まさに門は開いているのだから、立ち止まらず、生い茂った草を切って切って切りまくって前身せよ、という年。世の中は大きく変化するし、卑怯な者も出てくるが、突き進まなくてはならない。景気は回復しないだろう。企業の倒産、トップの交替もあるだろう。

私も同じ予測。社会全体もまさに前途多難の一年になります。身を引き締めて、正しく生きることが、これまで以上に必要な年でしょう。裏切られても、自分は裏切らない。騙されても、自分は人を騙さない。この精神が不可欠です。


境内からは弓道場(椿自彊館/つばきじきょうかん)が見えます。凛とした姿勢は経営にも必要ですね。

「椿会館」でランチタイム

鳥居前にある「椿会館」ではお土産のほか食事もできます。とりめしが名物なのですが、今回私はヒレカツ定食をいただきました。リーズナブルで美味しかったです。

その他の見どころ「高山土公神陵」「行満堂神霊殿」「椿延命地蔵尊」

高山土公神陵は前方後円墳。猿田彦大神の御陵です。

行満堂神霊殿には猿田彦大神の子孫である行満大明神をはじめ、七福神の寿老人などが祀られています。ここはお寺、神仏習合ですね。

こちらもお地蔵様ですからお寺ですね。椿延命地蔵尊は首から上の病気にご利益があるそうです。平安時代のかなり歴史があるお地蔵様です。

さいごに

個人的にとてもビジュアルが美しいと感じる狛犬。古い狛犬の姿は実にさまざまなので、全国の社寺を旅するときの私の楽しみのひとつにもなっています。

「みちひらき守」
出張や旅行はもちろんですが、私は風水師としても、コンサルタントとしても、そして経営者としても、正しい道を見極めなければなりませんから、このお守りは必須です

祈祷で頂いた内容(御祈祷料によって内容は異なります)

松の内に参拝させていただいたのは、今回が初めてでしたが、清々しい空気感で心が凛としました。2023年も精一杯生き抜きたいと思います。

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