宙SORAのブログ
時代の変化・価値観の変化で、成功者タイプも変わる~ビジネス風水~
“独占(オンリー)”から“共働(チーム)”へ
バブル崩壊後、インターネットの普及と進化によって、
“一個人でも大きく成功できる時代”がありました。私が起業した2004年ごろは、インターネットを活用する人が増え始めた時期でした。ちなみにいわゆる“インターネット元年”は1995年と言われてますから、日本に普及し始めて10年弱のころ起業したってことです。当時の占い師さんたちのほとんどが、チラシやDMなどでのアナログ集客のままでしたので「これはチャンスかも!」と思い、インターネットの本を片っ端から読んで独学でネット集客の勉強をしました。
それがたまたまよかったみたいで、巷にあふれている「ネット集客術」とは異なる独自戦略でブログやメルマガの投稿をし続けました。気づけば当時のブログランキングもずっとトップ10入りを維持しており、そのおかげで出版社から風水本を出版することができたり。
こうして企業して気づけば16年目に入っています。が・・・なんだか世の中の潮目が変わってきたようです。どうやら成功する人のタイプが変わってきたらしいですよ。
個人事業主向けに書いているビジネス風水ですが、これまでは、どうやって“少人数で売り上げを上げるか?”という“レバレッジ(てこの原理)”について15年間綴ってきました。これは時代が物質中心社会(地の時代)だったからです。
特に昭和から平成は、努力と根性で夢を叶えられる時代でした。
ライバルに負けるな!トップを目指せ!!という風潮で、私も社会の中で育ってきましたが、この考えや価値観はもう古い!
これからは“全員ヒーロー、全員リーダーのチーム戦”で夢を叶える時代が来ています。
弊社が2020年1月から占いカルチャースクールをスタートさせたのも、こうした流れを感じてのこと。これまでは私一人で風水、四柱推命、姓名判断、奇門遁甲、易占などさまざま占術を提供してきました。
しかし時代は独占から共働へ。そこで本来ならライバルになる先生方にお声をかけ、一緒に関西の占いビジネスを盛り上げようという考え方にシフトチェンジしたのです。
偶然にもコロナショックで、外部の仕事はSTOPしてしまいましたが、自社スクールをスタートさせていたおかげで、事業へはほとんど影響が出ていません。
それだけでなく、起業した当初から、外注に頼らないビジネススタイルが必要だと考えていたため、自社運営の業務が9割でした。これもコロナ禍では幸いしています。
これは占術だけの未来予測はもちろんのこと、ビジネスの流れもキャッチしながら、見える世界と見えない世界の両輪(陰と陽)で判断し、行動を決断できているおかげです。これからの大変革時代には、占いだけでは未来予測は当てにくいと思います。
世の中はワープスピードで変化しています。 最先端の技術や、社会情勢などを知らねば、知らないことだらけになり、判断を誤ってしまうでしょう。そのためにも、それぞれの専門家や仲間たちとの情報交換とチームワークが欠かせないのです。一人ではこの飽和状態の情報の渦の中から良い情報の原石を見抜く時間が足りません。
“所有”から“共有(シェア)”へ
しかし令和に入り、「自分の生きたいように生きる」という時代に入っています。努力が好きな人は努力すればいいし、のんびり過ごしたい人はのんびり過ごせばいい。そういう自由な時代がやってきました。
私自身も、風水コンサルとしてアドバイスするときに「リア充」(リアル、つまり現実の生活が充実していること)が実現できた人が幸福な人です、とお伝えしています。
なにも会社を経営してトップになったり、芸能人やアーチストとして有名になったりすることではなく、「自分が楽しいと思える日常を手に入れた人が幸せな人、夢を掴んだ人」なのです。
これを別の角度からビジネス風水的に考えてみると、まず住居ですね。住居を持つか持たないか、つまり購入か賃貸かの人生の大きな選択があります。
生涯 実家に暮らす人も増えているようですが、老朽化に伴って修繕費もかかってきますから、持ち家であれば購入と同じです。
反対に賃貸の場合は、メンテナンス費は大家さん持ちです。キッチンやトイレ、バスルームが故障しても、過失がなければ無償で修理してくれます。しかしリタイア後も一生賃料が発生するというデメリットがあります。
昭和の時代は「これがいい、こうするといい」という風に何がいいかのレールを引いてくれてました。だからいい大学出て、いいところに就職し、結婚して家を買って住宅ローンを繰り上げ返済することがいい、とみんな思っていました。しかし今は違いますよね。 ましてや昨今、地震や津波、洪水で済むところを失うかもしれません。ですからどちらも一長一短、どちらがいいかとは一概には言えないのです。つまり、「自分はどうしたいかを、自分で決める時代」なのです。
昨今は都会でもシェア自転車を多く見かけるようになりました。我が家も都心部にあるため、決して広くはないので自転車を持っていません。アプリで検索すると、区内に何か所も設置されているので時々借りてもいいな~と思っています。
車もこれまでのレンタカーからさらに進化して“タイムシェア”に変わりましたね。洋服も、バッグも気軽にレンタルできるようになってきています。
また“モノ”だけでなく、“ヒト”のレンタルもたくさんありますね。
私は個人的にTwitterで“レンタルなんもしない人”をフォローさせていただいてますが、依頼内容に毎回驚かされると同時に、これが時代の変化に旺じたニーズなんだなと捉えています。ほかにも結婚式の新郎新婦の友人役、親戚役のレンタルもありますし、恋人のレンタルもあります。初めて聞いたときは、昭和生まれとしてはビックリしましたが、今は「それもいいね」と思っています。だって、一人で孤独だったり、結婚相手と披露宴での友人の数に格差が生まれたりすると、あとあと親戚付き合いが面倒になるなら、それを解消するためのレンタルもいいと思うのです。(余談ですが宙SORAのTwitter)
変わらないのは“ギバー(与える人)”が圧倒的に成功するということ
私が起業した頃、メンターにこう言われました。
「宙SORAさん、世の中は“Give & Takeの法則”なんです。
しかも“Give,Give,Give,Give,Give & Tate.”(与えて与えて与えて与えて与えたら受け取れる)
だから何事も、まず宙SORAさんが受け取りたいと思うモノの5倍の量を他の人に与えることです。お金が欲しければたくさん寄付したりご馳走したりしましょう。愛が欲しければ、たくさんの人を愛し、大切にしましょう。優しさが欲しければ、人にどんどん優しくしましょう。5倍出したらひとつ返ってきますから。
性格上、これまでも奉仕精神はあるほうだと思うので、人の役に立つことは喜んでやってきました。が、それがビジネスにおいても必要だと学んだのはその時です。そこから色んな人を観察していて気付くのですが、やはり人気がある人はとにかくマメでよく気が利いて、人に親切です。
それは決して菓子折りや手土産ではなく、日ごろから人のことを考え、ちょっと気になったらメールしてみたり、他人の役に立ちそうな情報があると連絡してあげたり、悲しんでいたり、困っていたら一緒に食事にでかけたり、と、とにかく親切な人ばかりです。
もうひとつ大切なことは、自分がいくら忙しくても、落ち込んでいても、周囲にはいつでも平等に接していること。これができている人に出会うと、人格者に久しぶりに出会えたな~って思って心がワクワクします。
他人のために、自分のかけがえのない時間(人生)とお金を出し惜しみなく使う人。そういう人には、周囲にもそういう人たちが集まってきます。これを波動とでもいうのでしょうね?意識のステージとも言いまが周波数は同じなので共鳴して引き合うようです。
この写真を見て、あなたはどちらに近いでしょうか?与える人のほう?それとも手を出す人のほう? 分かりやすいように僧侶の画像にしていますが、これを私たちの日常に置き換えてみましょう。
あなたの周囲に、いつも人のことばかり考えて、人に親切にしている人はいませんか?その人は人気がありませんか?そう、与える人には人気、つまり「人の持つ気というエネルギー」を実は受け取っているのです。
気のエネルギーが高くなるから、神さまに見つけてもらいやすくって、ご利益が早いんですよね。これ結構宇宙の法則としては昔からわかっている普通のこと。
これ仏教でいう「因果応報」ですね。
因果応報とは“善い行いをすれば、良い結果を得る”ということです。あなたがどんどん幸せになりたいなら、まず先にどんどん周囲の人を片っ端から幸せのお手伝いをしていけばいいだけなんです。
自分の出している波動(エネルギー)があなたがいまいるステージ(似た者の7集まり)です。すっごく他人に親切なステージの人は、周囲も似たような人が集まり、自分のことばっかり考えている人の周囲には、自分のことしか考えない人たちが集まります。
前者はいつも笑顔が絶えず、ありがとう、ありがとうと言ったり言われたりするステージ、後者はいつも人の悪口は不平不満が渦巻くステージです。
自由に生きていいと書きましたが、あなたは、どっちのチームに所属したいですか?好きなほうの生き方をすれば、宇宙は自然とあなたの周囲に同じ波動のチームを準備してくれます。
大変革時代は「破壊と再生」の荒波時代。一人では乗り越えられない
これから時代はハリケーン並みに荒れていきます。独り(一社)で集めた情報や、一人の行動範囲では足りないでしょう。あふれかえる情報の波の中から、本当に役立つ情報を見つけることさえも、一人では困難な時代です。チャンス(大波)を一人で乗り越えられたら独占できる、という考え方はもう古いのです。
ITに詳しかったり、情報収集が得意な仲間や、それをビジネス化・アイデア出しのできる仲間、そしてそのアイデアを実現してくれそうな人脈を持つ仲間、不安になったときにも励ましあい助け合う笑顔の絶えない前向きな人など、適材適所のチームを作り、共同で売り上げをあげ、利益を配分する。そんな時代が来ています。
あなたは日々、どんな気持ちで生きていますか?どんなことを実践していますか?誰に、どんなことを提供できますか?
ビジネスで幸せになりたかったら、まずは取引先やお客様をもっともっと幸せにすることです。料金規定なんかの枠にとらわれなくっていいい。あなたがやりたいように、もっともっとおもてなしをすればいいんです。
家族だって、きょうだいだって、同じ価値感の人なんて一人もいないんです。その中で人類は社会脳(大脳辺縁系)をどんな哺乳類よりも発達させて、ここまで文明を発展させてきました。昔から人は協力し合って生きてきたのです。
これからの荒波、破壊と再生の時代には、これまでの戦後75年の平和ボケをしている場合じゃないんです。足の引っ張り合いはやめて、手と手を取り合い、他者のためにも役立てるような自分磨きをしていく。
ビジネスで夢を掴みたいなら、私と一緒にやっていきませんか?
未来に発展する企業人に、今こそ必要なのは「感謝」と「恩返し」(半沢直樹)ですね!