宙SORAのブログ

リノベーション又はこれから家を建てる方に必見!②~風水で好む階段のスタイル~

前回は階段の位置はどこにあるのが風水的に良いか⁈についてお伝えしました。 リノベーション又はこれから家を建てる方に必見!①~風水で好む階段の位置~ 位置が決まったら更に風水的仕掛けを入れて、良い運気の流れる通り道を作りましょう。

カタチやデザインで変わる気の流れ

◎蹴込板がない階段はNG

蹴込板(けこみいた)とは、階段の踏み面の奥にある直立に立ち上がる部分のことを指します。 こ蹴込板がなく、踏板と踏板の間が空いている階段があります。この場合も、隙間から気は抜けていき上階へと上がっていくことができません。つまり「気抜け」の階段になるため、玄関から入ってきた気を上の階にまで満たすことができなくなってしまうということです。

◎ゆるいカーブを描くのが理想

ゆるやかに龍が上っていくように、階段はカーブを描くのが理想的です。 直線に真っすぐ流れる気は強すぎて殺気となり人に良くない影響を与えますが、ゆるやかに流れる気は家の中を良い気で満たしくれます。 また、曲線にはココロを穏やかにする作用がありますし、丸みは流れる気を内側へと引き込みます。風水では丸みのある印象を環境の中に取り入れていくことがとても多いです。 他にも玄関の上がり框を曲線にしたり、ラグやクッションといったインテリアまで、環境にある様々なものに巧みに取り入れていくのです。 カラーだけでなく、それぞれのカタチによる視覚刺激によって人の思考や行動は左右されるため、穏やかで優しい気持ちになれるような良い影響を与える環境作りは大切です。 豪邸やホテルなどで見かけるようなサイドに90度に分かれてる階段も素敵ですね。 豊かさをが演出された空間で、毎日ワクワク過ごすことがまた金運を呼び込んでくれます。

◎螺旋階段はNG

いくらカーブを描くのがいいと言っても、螺旋階段のような渦巻状になるものは殺気となりココロを乱しますので避けましょう。物理的にも使い辛いでしょうし、上がりにくいとも思います。風水を取り入れる時、あくまでも暮らしやすさの重視を忘れないでいただきたいと思います。

◎吹き抜けのあるお家

風水的では吹き抜けのある家を大変好みます。明るく開放感のある空間にいれば脳へも良い刺激が与えられ、前向きな気持ちを作ってくれます。 ただし次のような造りは要注意です。それは、吹き抜けの上からお子様が見下ろせるような作り。こういった環境はお子様が成長していくステップの中で、大人を見下すようになりやすいと言われるため避けた方がいいでしょう。

明るさを保つ工夫を

運気を補う方法として、照明の工夫だったり、観葉植物や絵などを飾って明るくワクワクするイメージを作ってみるのも良いですね。 風水では、明るさは開運に重要なポイントです。

◎暗い階段には照明を

リビングやダイニングなどに比べて、階段や廊下は照明が抑え気味の場合が多いのではないでしょうか。 薄暗い場所や、奥に行くほど暗くなっていくような場所ってなんだか入っていくのが怖くなりませんか?私たちがこうして陰気さを何となく五感から感じ取っているように、暗い場所には悪い気が集まりやすくなってしまう傾向があります。 陰の気が強くなれば金運を失ってしまうだけでなく、人の判断力を低下させます。 自然光が入る明るい階段ならばいいのですが、そうでない場合は、間接照明を追加したり、階段もその他の部屋と同じくらい明るいスペースにすることをおすすめします。 ただし、いくら明るさが必要とはいえ、蛍光灯のような明るさは風水では使わないのでご注意を。 照明に関しては以前のブログをよかったらご参考までに。 寝室の風水で未来を変える!照明を使った快眠と運気アップの秘訣

◎観葉植物やカラーでワクワクする空間づくり

スペースがあるならば観葉植物を置くこともオススメです。植物が上へ上へと伸びていく性質を持つように、流れを向上させるパワーや、空間の気を整えてくれます。 ただの通り道として階段を使うのではなく、壁に色を使ってみたり、壁に絵を飾ってワクワクする楽しい空間の演出もまた良い流れを作ります。

まとめ

他の部屋と比べて、階段はあまり注目されにくいかもしれませんが、玄関から入る気の通り道として大切な役割を持つことを感じていただけたでしょうか。 まずは「気抜け」にならないように蹴込板は必要。また、ゆるやかなカーブがあれば更に良く、明るさを取り入れワクワク感のある楽しい通り道にすることで流れる気はグンとアップします。 環境はそこに暮らす人の思考や行動に影響して、ココロを作り、ココロが人生を作っていきます。 だからどの場所も大切に、そしてあなたにとって心地よい環境をいつもそばに。 大切な大切な環境作りに役立つことができれば幸いです。 この記事の担当:中西美抄