宙SORAのブログ
淡路島 風水バスツアー/神戸新聞文化センター主催(ツアーレポ)
2019年5月25日に開催したバスツアーのツアーレポートです。
主催:神戸新聞文化センター(kcc)
案内:風水コンサルタント 宙SORA
年に2回のペースで、kccさんとバスツアーをさせていただいてます。今回も約50名の満席にて快晴の中、スタートしました。
淡路島に入り、最初に訪れたのはおのころ島神社
「おのころ島神社」
自(おの)ずと凝(こ)り固まった島という意味から「自凝島神社」と書きます。
ご祭神: 伊弉諾命(イザナギノミコト)
伊弉冉命(イザナミノミコト)
合 祀: 菊理媛命(ククリヒメノミコト)
摂 社: 八百萬神社 (ご祭神:伊弉諾命・伊弉冉命の御子神様)
鳥居の下で集合写真。
この鳥居は旧三大大鳥居のひとつ。ホントに大きいですね。全員並んでも50人近くいるように見えません。高さは21.7mあります。
ちなみに現在の三大大鳥居は
●熊野本宮大社(和歌山)33.9m
●大神神社(奈良)32.2m
●弥彦神社(新潟)30.2m
境内では権禰宜さんより神社の説明を聴きます。130段の石階段を登ったら本殿。すぐ右手には「鶺鴒石」に紅白の縄が結ばれています。
●鶺鴒(セキレイ)石 ~夫婦円満・恋愛運アップ~
1.新しい出会いを授かりたい
白⇒赤 の順に縄を握り、思いを込める
2.今の絆をより深めたい(1人で来た場合)
赤⇒白 の順に縄を握り、思いを込める
3.今の絆をより深めたい(2人で来た場合)
赤(男性)⇒白(女性)の縄を握り、手を繋いで思いを込める
淡路島は大きいので、一度渡ると島であることを忘れてしまいますが、走っていると徳島に繋がる鳴門大橋が見えてきました。こちらで早めの昼食です。
昼食会場となったのはホテルアナガさん。あっという間の時間でした。
車内でワタクシ宙SORAが、つぎに行く社寺についての紹介と、豆知識を語ります。前回のツアーの時は、たっぷり風水の話をしたのですが、今回はすっかり忘れて、完全なるバスガイドになっていました(笑)
2か所目は淡路島弁財天こと厳島神社。(wikipediaはコチラ)
ご祭神:市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)
境内社:出世稲荷社
荒神社
稲基神社
宮司さんから神社の歴史についてお話を伺います。参拝のあとは宮司さん自ら、バスを見送ってくださいました。
数多あるお稲荷さんの中でも、出世稲荷さんは数少ないそうです。文字通り、出世を希望する方は、参拝されてみてはいかがでしょうか。
3か所目は淡路島七福神のひとつ、宝生寺さんへ。
寿老人:道教(中国)の神。
ご利益:長寿を授ける神
御真言:オン バザラユセイ ソワカ
杖と桃を持ち、鹿を連れている。
桃は若さのシンボル。美しく歳を取り、美しく老いていくことの大切さを示す。
鶴・亀・鹿は長寿の象徴と言われるように、美しく歳を重ねるには、日ごろから鶴のように美しく、亀のように耐える勇気を持ち、鹿のように注意深く俊敏に生きよ、ということを示す。
写真にもあるように、住職さんの法話にあった「気心腹口命」の五文字。
大きさや向きが違います。
気は長く、心は丸く、腹立てず、口慎めば、命永かれ
4か所目も淡路島七福神の総本山でもある八浄寺。
大黒天:インド、ヒンズー教の「シヴァ神」と同一神。
ご利益:五穀豊穣(裕福)・商売繁盛を授ける神
御真言:オン マカギャラヤ ソワカ
大黒天の頭巾は「上を見ない」という謙虚さを、2つの米俵は「二俵で満足する」という欲張らない心を。左手に持つ大きな袋は「ふくろ=福労」として苦労を買って出て、苦労を積み重ねて溜め込むためと言われています。袋の中には「月給袋」「知恵袋」「お袋」「堪忍袋」「胃袋」が入っているとか。
右手に持つ打ち出の小づちは「怠け心」「邪(よこしま)な心」「弱い心」など「邪悪な心」を打ち振って、人の迷いを晴らすためと言われています。
本堂に安置されている大黒天は、木彫りとしては日本最大級の大きさ、高さ2mあるそうです。
大きな大黒天さまも見どころですが、一番驚いたのは七福神の並ぶ手水舎でした。人が近づくと自動で七福神の手から水が出てきます。これすごい。
ラスト、5カ所目に巡ったのは伊勢久留麻神社。
ご祭神: 大日孁貴尊(オオヒルメノミコト)=天照大御神
延喜式神名帳 所載
ご祭神は大日孁貴尊、伊勢内宮の神さま天照大神の別名 です。別名で記されている神社は多くはないですね。
延喜式神名帳とは延長5年(927年)の書物。そこの神社に記載されているわけですから今から1,000年以上昔からあるとても古い神社です。
以前、NHKで太陽の道(レイライン)上にある神社として紹介された神社です。無人ですが、こちらを最後に参拝させていただきました。
最後に全員で記念撮影。
帰り道にオアシスでお土産タイムを少々。
神戸新聞文化センターさま、そしてご参加くださったみなさま、旅の成功はみなさまのおかげです。ありがとうございました。