宙SORAのブログ

風水のまち山口“風水パワスポ巡り”山口ゆめ回廊博覧会/2日目~菜香亭 特別企画展~

風水ツアーの集合場所へ移動

風水のまち山口“風水パワスポ巡り”山口ゆめ回廊博覧会「菜香亭 特別企画展」/1日目~湯田温泉~

2日は風水ツアーの集合場所に向かいます。湯田温泉から2駅お隣ですが、どうやらここからはバスで移動したほうが良さそうなので、山口のローカルバスの旅にチャレンジです。普段からバスに乗らないので、バスルールに不慣れな私。無事にたどり着けるか心配でしたが、うまく乗れました。 集合場所の近くでまずは腹ごしらえ。事前に調べて行って見たかったイタリア食堂ベケさんへ。予約をしていなかったのでランチを食べられるか心配しましたが、無事に入れてもらえました。店内はほぼ満席だったのでラッキーでした。 純日本家屋をレストラン使用にしている店内はとってもいい雰囲気で、何より料理がとても美味しかったです。ランチは2,000円(税別)のみ。プラス300円で手打ちパスタにしていただきました。正直お付き合いが多く、月に20日ほど外食生活なので、そこそこ舌は肥えているつもりですが、久しぶりに美味しいと心から思えたランチタイムでした。

山口菜香亭(さいこうてい)

ベケさんから徒歩6~7分で集合場所である山口菜香亭に到着しました。開始まで30分ほど時間があったので、館内を散策。 歴史を感じる素敵な建物です。元は山口市内の八坂神社の境内にあった、120年も続いた料亭なんだそうです。2004年に現在の場所に移築復元され、観光文化交流施設として使用されています。

明治維新と風水

明治維新に深くかかわった人物も多く、風水の三元九運である180年周期、現在の180年の始まりは明治維新あたりなのです。そこから180年前後の2044年からが、新しい180年周期の始まりですので、この場所は何か風水的なヒントを頂けると感じました。これから大きく時代が変わるため、ここには何か未来予測のヒントがありそうに感じました。 掲げられている書は、井上馨、木戸孝允、伊藤博文(初代総理大臣)、岸信介(総理大臣)、佐藤栄作(総理大臣)、田中角栄(総理大臣)、竹下登(総理大臣)、安倍晋三(総理大臣)などそうそうたる顔ぶれです。 風水ツアーだけでなく、この期間は館内にも山口の風水が丁寧に説明されていました。山口の街づくりは、実際に京都から陰陽師を招いて四神相応に基づいて造られていました。

いよいよ山口の風水パワスポ巡りのはじまり

まずは佐藤栄作氏が訪れると使っていた部屋で、スライドで山口の風水についてのお勉強。何も知らずに街並みを歩くよりも、事前に聞いてから歩いたのでより趣が感じられました。 山口のまちの風水が紹介されたパンフレットもいただきました。 まずは菜香亭のすぐ隣にある野田神社・豊榮神社から。ここには能楽堂があり、野村萬斎さんもこの舞台に立たれたそうです。普段は閉じられている能楽堂ですが、偶然演者さんが通りがかり、私たちのために開けてくださいました。 今八幡神社では宮司さんから直接神社の由緒と風水についてのお話。 おそらくどこの八幡さんでも「八」の字は鳩になっているってご存じでしたか?二羽の鳩の向きやデザインはそれぞれ違うので、「この扁額(へんがく)の鳩はどっち向きかな~?」と思いながら見てみるもの八幡さんをお参りするのも楽しいですね。 参拝のあと、桃の形をかたどったお守りを頂きました。ほかではちょっと見ないデザインでかわいいですね。桃は邪気除けのアイテムとして、また恋愛運アップのアイテム風水でも使われます。 鳥居からのこの景色、とっても素敵ですね。他県の神社さんと比べて失礼なのかもしれませんが、嵐のCMで有名になった福岡の宮地獄神社の「光の道」とちょっと似ていますね。ツアーに参加されていた地元の方から「ここに座ってると、正面にSL機関車が通るときがあるよ」と教えていただきました。 すべてを紹介することはできませんが、この道、紅葉するととてもキレイなんだそうです。この日は紅葉が始まったばかりでしたが充分キレイでした。 瓦に「打出の小槌」と「鶴」・・・を見ていたら、「そっちじゃなくて、こっちに気付いた?カニ」 ・・・・ほんとだ!! さて本題に戻して、風水らしい写真を。山脈は龍の背中(山龍)、河も蛇行していてまるで龍のように見えます(水龍)。両サイドは桜並木なのでここは桜の季節、とってもきれいでしょうね。 ここは町の中心部に近いのですが、初夏にはホタルが飛んでいるそうです。マンホールならぬハンドホールのデザインにはホタルが描かれていました。 山口の歴史をたどるミュージアム「十朋亭維新館」では中に座らせていただきました。ここは幕末・明治維新期には、数多くの志士たちが宿泊した場所。 ツアーが終わり、菜香亭に戻ってきました。風水師であることを言わずに参加していたのですが、この3時間のツアーで撮った写真は約400枚!さすがにツアーの方に「何かの取材ですか?」と尋ねられ・・・「いあ~、取材というよりは勉強で~~、え~~っと実は大阪の風水師でして~~」「え?風水師さん!?」となり、館長さんや山口県庁の方と名刺交換。来るときはバスで来たので駅までの道がわからず尋ねたら、親切に山口駅まで自家用車で送ってくださいました。その節は親切にしていただきありがとうございました。 山口駅まで送ってもらい、さて電車に乗ろうと案内板を見ると「SLやまぐち」と書いてあります。「SLってあのSL?」「私も乗れるの?」駅員さんに聞いたら「7分後に来ますよ。指定席分の770円で乗れますよ」・・・超ラッキー!! 県の職員さんが送ってくださらなかったらこんな経験もできなかったから、本当に運がいいと思いました。 ほんの6駅ですが、楽しい旅気分を味わえました。次からはお弁当やらビールやらを持ち込んで、のんびりSL列車の旅をしてみたいです。 新幹線の新山口駅に着いたら人だかりでした。こんなのが普通に走っているなんて、なんて素敵な町なんだろうと、さらに山口県ファンになりました。 今八幡さんの桃のお守りも頂いたのに、ツアーの手土産に創業明治30年、山口風月堂さんの「大内もなたん」まで頂きました。私、最中大好物なんです。これすごく美味しかったです。

帰路は新幹線で「山口グルメセット」を楽しむ

帰りの新幹線は私が勝手につくった「山口グルメセット」(笑)。アルコールは獺祭、ふぐのちくわ、吉田松陰ポテトチップス、山口の外郎(生わらび)。2時間はあっという間に経ち、大阪に帰ってきました。

まとめ

人生初の山口県でしたが、ここにも書いていないラッキーなことや、嬉しいこともあり、一度で大好きな町のひとつになりました。今回は山口の風水を初めて学びましたので、次回はさらに事前に調べてから再度街歩きをしてみたいと思います。その時はぜひ私と一緒に山口の風水街歩き、ご一緒しませんか?