宙SORAのブログ

寝室に観葉植物は置いちゃダメなの?~風水の視点から~

寝室は未来を決める場所

皆さんは毎日寝室に入って眠るまで、どんな気持ちで過ごしていますか? 落ち着いた安らぎを感じる寝室であれば、1日の疲れたカラダもしっかり癒されるし、ベッドへ横になると「あー幸せ」って思わず言いたくなったりします。 寝室は未来を決める場所と捉えるくらい、私たちの運命を大きく左右するため、風水ではお家の中で最も重要だと考えています。 その理由は、眠っている間にも働き続ける”潜在意識”いわゆる無意識の存在によって説明できます。 人の意識は大きく二つに分けられますが、一つは顕在意識(意識できる意識)、もう一つは潜在意識(意識できない意識)。 この二つの意識のうち、私たちが普段行動したり何かを選択する時に使っているのは、実は99%が潜在意識と言われています。 意識できる意識が1%だなんて、私もそれを知った時は驚きでした。 私たちは常に意識ではどうしようもない潜在意識によってコントロールされていることを知れば、潜在意識と深く結びつく寝室を、ないがしろにはできませんね。 また、眠りの前後というのは、顕在意識と潜在意識の壁がなくなる瞬間でもあるので、眠る直前や朝起きた瞬間に目で見るものや、感じる事、言葉にするものは、脳やココロにすり込まれやすいのです。 ですから、心地よい睡眠がとれるように、リラックスできる空間づくりが寝室のポイントとなります。  

寝室に観葉植物を置いちゃダメなの?

観葉植物には、お部屋の気を活性したり、邪気を吸収してくれるというパワーがあるため、風水では色んな場所に使えるラッキーアイテムです。 ただし、中には置いてはいけない場所もあるんです。   観葉植物を置いてはいけない場所、それは”寝室”です。   心地よい睡眠をとれる空間が寝室にとって大切ですから、そこには静の気がゆったりと流れていることがとっても大事。 それとは反対に、観葉植物にはお部屋の気を活性させるというパワーがあるので、動の気が流れる空間を作ります。 寝室は動きのある空間(動の気)ではなく、安定した空間(静の気)であることが望ましいため、観葉植物を置くのは不向きということです。 他にも、動きをイメージさせる運動器具だったり、刺激の強い真っ赤なカラーの壁紙なども同様にNGになりますね。 その他現実的に、植物にとって必要な土には虫が湧きやすいですし、湿気ももちます。また、植物は十分に光を受けているときは、二酸化炭素を吸って、酸素を出していますが、夜間は植物だって人間と同じで生きていくためのエネルギーが必要ですから、酸素を吸って、二酸化炭素を出しています。そうなると、部屋の中には互いの二酸化炭素が充満してしまうというわけで、好ましくないということになります。

フェイクグリーンはOK

寝室には観葉植物は置かないようにと言いましたが、フェイクグリーンであれば置いて大丈夫です。 いえ、むしろ進んで置いていただきたいですね。 グリーンというカラーは脳に癒しの感覚を与えてくれるので、ゆったりとした気持ちにさせてくれますし、オシャレな部屋の演出にもなります。 人の脳は見るモノ触れるモノすべてが、五感を通して無意識に脳やカラダに刷り込まれていきますから、優しい環境は優しいココロを作ってくれます。 環境が一つ一つの行動や判断、そして想いとなり私たちの運命を変えていくということです。

まとめ

観葉植物は、エネルギーがあるうえに、インテリア性も高く、風水ではオススメすることの多いアイテムですが、寝室には置かないようにしましょう。 寝室にはフェイクグリーンを置く事をオススメします。   ◆おまけ◆ 観葉植物について、よくあるご質問をもう1点… 「サンスベリアは風水的に置いて良い植物ですか?」という質問です。 リビングなどに良く置いてるのをお見かけしますが、カタチでいうと先が尖っているため、火の気を放ちます。 本来家にとっては火の気はあまり必要としない気なのですが、すでに置いているものであれば、気にせずこれからも大切に育ててあげてください。というのが私の答えです。 この記事の担当:中西美抄