風水師 美抄

私は、看護師として20年間、患者さんが健康を取り戻すサポートをすることに心を注いできました。看護師をしながら風水を学び、現在で16年目になります。

私は15歳の時、原因不明のアレルギー性紫斑病になり、腎炎で3カ月間、絶対安静の入院生活を送りました。そのときの、看護師さんの優しさと支えが忘れられず、看護師になる夢を持つようになりましたが私には無理だと、どこかであきらめていました。しかし、27歳のとき、ようやく看護学校への道を歩む決心をしました。日中はクリニックで勤務しながら、夜間の学校へ通う日々を続け、32歳で正看護師になれました。

看護師としてのキャリアを重ねる中で、特に患者さんの「環境」が、健康回復にどれだけ重要かを痛感し、風水に興味を持つようになりました。看護学生時代に学んだナイチンゲールの『看護論』にもあるように、陽光や清潔な環境、そして生花を飾ることなど、風水の考え方ととても共通する点が多いことに気がつきました。

私が風水に本格的に興味を持ち始めたのは、マンションを購入した時からです。環境が人の健康や運命に与える影響にを知っていたので、「環境学」という観点からの風水を取り入れて、マンションを選びました。

その後、縁あって現在は風水師として活動しています。

今では、看護師としての経験を活かし、風水の分野で、人々の心身の健康と幸福に貢献できるように日々努力しています。自宅をパワースポットにすれば、自然治癒力が高まり、病気になる前の未病の段階での改善が期待できます。そうした心地よい住環境作りの大切さを伝えています。日々の生活の中で、もっと心地よく、そして健康に過ごしていただきたい。それが私の願いです。