各占術の特徴

風水

風水とは、自分の住む空間や働く場所を整えることで、運気を高める環境学です。風水は、中国の古代に始まり、皇帝や国家の安寧を守るために使われました。今では、世界中で幸せや成功を求める人々に広く受け入れられています。風水にはいろいろな流派がありますが、世界で活躍する風水師たちは、一般的にどれかひとつの流派ではなく、複数の流派を組合せて風水鑑定をします。弊社では「八宅派風水」と「玄空飛星派風水」を基本に、「紫白九星派」「三合派」「家相」なども加えて、総合的なアドバイスを行います。

奇門遁甲(吉方位)

奇門遁甲は、運気を高める方法で、年盤・月盤・日盤・時盤の4つの盤を、「目的」に合わせて使うことが特徴です。金運はもちろん、恋愛&結婚などの良縁、仕事運であれば、昇進運、企画やアイデア運、契約や商談運、健康運なら、手術運や治病の吉方位、また試験合格など、実にさまざまな目的ごとに、吉方位を使うことができます。

奇門遁甲の活用方法は、さまざまなものがありますが、例えば以下のようになります。
– 引越し:「月盤」と「日盤」を使います。
– 旅行や出張:「日盤」と「時盤」を使って吉方位に向かいます。
– 営業や商談、日帰り旅行:「時盤」を使います。
– 病気や不運から守る:凶方位を避けます。どうしても凶方位に行かなければならないときは、方違えや時間調整などで対策します。

奇門遁甲は古代中国の最初の皇帝とされる黄帝(こうてい)が、戦いの際に霧の中に迷い、そこから抜け出す方法として九天玄女(神様)から授けられたことが始まりともいわれます。また、三国時代の諸葛孔明が奇門遁甲を活用して百戦百勝した兵法(戦術)としても有名です。

吉方位は、天盤・地盤・九星・八門・九宮・八神という6つの象意を基にして割り出します。その中でも「天盤」と「地盤」を重要としていて、これらは甲乙丙丁戊己庚辛壬癸という十干の組合せによって、吉凶が決まります。

– 甲「求官」:職業、地位、名声、出発、昇進
– 乙「求安」:安定、家庭、和合、平和
– 丙「求財」:金銭、物質、事業
– 丁「求知」:知恵、判断力、学術、才能
– 戊「求信」:信用、取引、育成、交際
– 己「求情」:魅力、愛情、忍耐力、順応性、婚姻
– 庚「求寿」:健康、長寿、保身
– 辛「求道」:悟道、宗教、修行
– 壬「求勝」:勝負、競争、裁判に勝つ
– 癸「求安」:現状維持、停止、基礎、立命(身を天命に任せること)

四柱推命

三術(命術・卜術・相術)の「命術」にあたるのが四柱推命です。生年月日時から、先天的な運勢を読み解きます。年柱・月柱・日柱・時柱という4つの柱で運命を推測することから、この名前になりました。全部で518,400タイプあるので、同じ運勢の人は滅多にいません。双子であっても、生時が異なれば、違う運勢になります。

性格や人柄、健康、知性、仕事運や金運、適職、結婚、夫婦や兄弟などの家族関係、友人、老後の人生など、あらゆる先天的な運勢が分かります。金運が無い、結婚運が無いからとガッカリするのではなく、足りない運気を、後天的に補うために命式(出生図)を読み解きます。

さらに、四柱推命が得意とするのは、性格判断よりも、これから先の運勢を予測できるということです。10年ごとの「大運」から、大きな運勢の変化を読み解き、あなただけの開運法を知ることができます。大運は始まる年齢がひとりひとり異なります。例えばある人は、「6歳」からスタートし、6歳~、16歳~、26歳~・・・という感じで、人生に大きな変化が訪れることが分かります。

姓名判断

姓名判断は、三術(命術・卜術・相術)の「相術」です。氏名という形(画数)を整えることで、幸運な人生を得る方法です。名前は「両親が子どもに渡すはじめてのプレゼント」とも言われます。一般の方は苗字と名前の合計である「総格」や名前の「地格」だけを気にする方も多いのですが、本格的な姓名判断には、五運といって「天格」「人格」「地格」「外格」「総格」の5つを吉画数にすることはもちろん、天格・人格・地格の五行の相性(重要)、氏名の陰陽配列なども考慮して、全体的に運勢が良くなる組合せを探します。

弊社の命名は、ご両親のご希望をヒアリングすることからはじめます。
・出産予定日(四柱推命での運勢も考慮)
・読み方のご希望(「ショウ」と読ませたい)
・使いたい漢字(父の名から「久」の一文字を使いたい)
・名前のイメージ(人を守ってあげられる子に育ってほしい)
など

氏名に限らず、会社名、肩書名、商品名、プロジェクト名など、さまざまなネーミングの鑑定も行います。
– 株式会社〇〇〇〇
‐ 医療法人〇〇会
‐ 〇〇ホテル
‐ 〇〇マンション
‐ 〇〇〇〇診断士
‐ 〇〇アドバイザー
‐ チーム〇〇〇〇
‐ 〇〇クッキー
など

西洋占星術

東洋占術を代表するのが四柱推命なら、西洋占術の代表が西洋占星術です。西洋占星術は、四柱推命とおなじく三術(命術・卜術・相術)の命術にあたります。あなたが生まれた瞬間の、実際の宇宙の天体の配置を基にして、どんな運命を持って生まれてきたかを探ります。みなさんがよくご存じの「私の星座は〇〇座」というのは、正確には「太陽星座」のことで、実際にはすべての人は10個の星座を持っています。例えば、代表の宙SORAは「さそり座が4つ、みずがめ座が1つ・・・」という感じです。

四柱推命が現実的に起こる未来を予測するのが得意なのに対し、西洋占星術は、人生における「心境の変化」を読み解くのが得意です。
例えば
‐40代女性:若いころは主婦になることに憧れ、結婚して専業主婦をしていたけど、最近占い師として起業してみたくなった
‐50代男性:会社員として昇進することが当たり前と思っていたが、早期退職して居酒屋をはじめたいと思うようになった
こんな感じです