家の中を人のカラダに置き換えると寝室は「心臓」です。
毎日眠る寝室は、人が唯一「無意識」になる場所ですよね。つまり、眠るという行為は潜在意識と深く結びつき、知らず知らずのうちに場の影響を受けてあなたの運命を決めてしまいます。
寝室の気が乱れていれば、そのまま全身に入り込んでストレスを与え続け、小さなストレスはやがて大きな病気へと繋がる傾向があります。また、脳へ働きかけ、人の未来を左右します。
心臓と関わる場所ですから、気の流れ(血液循環)が悪くなればもちろん体力や気力を失ってしまいます。
また、寝つきが悪い、夜中に目が覚めて眠れない、早起きができない、日中に眠くなる、といった不眠の悩みの原因は、実は寝室の風水が原因とも考えられます。
どんな空間で、どの場所に眠っているかは重要なポイントなのです。
「寝室のベッドはどの方位に置くといいですか?」とよくご質問いただきます。
もちろん本命卦といって生年月日からあなたに適した吉方位(理気法)を見つける方法もありますが、まずは部屋全体から見えるモノ(巒頭法)から、ベッドの配置にふさわしくない場所を考えてみることにしましょう。
ドアの正面や、梁の下、柱の角がベッドに向いてしまう配置は避けたほうがいいでしょう。この場所ではたとえ眠れていても実際には良い睡眠が取れていない可能性があると考えます。
なぜなら、ドアの正面というのは気が乱れやすい場所であり、入ってきた気が直接カラダに当たるため、落ち着きません。風水では直線の強い気を殺気(悪い気)とし、ゆるやかに流れるような気を正気(良い気)とします。
また、当たっているカラダの部位が病気になりやすいとされます。例えばドアの正面にあなたの足が来るとすれば足をケガする暗示となりますので避けましょう。
梁の下は上から、柱の角は横からの尖った殺気が寝ている人に向かってきますので避けましょう。
寝ている頭の上に空間があるのも気が動いて落ち着かないので、ヘッドボードは必ず壁に付けるように配置します。
ベッドは出入り口から遠いところに置くのが良いです。できれば壁面の真ん中に置くことが望ましく、その時もドアの延長線上にかからないように気を付けましょう。
また、インテリアのレイアウトにはシンメトリーがオススメです。左右のバランスが整ったインテリアは右脳と左脳のバランスを整えてくれます。ベッドの左右にサイドテーブルなどを置くといいでしょう。
ちなみにファブリックのカラーは、ブルーやグリーン、ブラウンやベージュのような落ち着いたカラーを組み合わせ、赤などの派手目なカラーを避けることで、ゆったりと疲れを癒せる空間になるでしょう。
ベッドスローをかければラグジュアリー感が増して、更に心地よい空間へとグレードアップするのを感じられます。
見るモノ、触れるモノ、一つ一つがそれにふさわしい人生のグレードへと運んでくれますよ。
風水アドバイスをした後に、「寝る場所を変えたとたんに、よく眠れるようになった」という嬉しいご報告は少なくありません。
それくらい、どの場所で眠るかは大切なことなんです。
まずは、ドアの正面、梁の下、柱の角といった悪い場所を避けること。
毎日の小さなストレスは、大切な免疫を下げていき、ココロやカラダに影響します。ベッドの配置やインテリアを使って、ストレスをいかに避けるかは重要です。免疫アップは運気もアップ!よかったらご参考にしてください。
この記事の担当:中西美抄
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